大阪府内の公証役場とその他地域の公証役場の違い
最終更新日:2023年10月22日 行政書士 勝山 兼年
大阪府内の公証役場で認証する場合は手順が省かれます。
公証役場で一度に外務省公印確認までしてもらう
翻訳文書や委託書などの私文書に領事認証を受ける場合は、先に公証役場での認証が必要となります。この公証役場での認証では大阪府などの都市部の公証役場とその他の公証役場では手順が異なってくるのです。通常のワンストンプサービスのない都道府県の公証役場で認証を受ける場合は認証後に、法務局での公証人押印証明、外務省での公印確認をそれぞれの機関で取得する必要があります。ワンストンプサービスのある都道府県の公証役場で認証を受けると上記の手続きは公証役場で付されるので手続きが省かれるのです。
ワンストップサービスとは
北海道(札幌法務局管区内)、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府および福岡県の公証役場では、申請者からの要請があれば、公証人の認証後の法務局の公証人押印証明及び外務省の公印確認を一度にできるサービスです。法務局や外務省に出向く必要はありません。また、外務省のアポスティーユも公証人認証と同時にできます。
公証人認証後のワンストップサービス有無の違いながれ
【ワンストップサービス有】 | 【ワンストップサービス無】 |
公証人認証 | |
法務局の公証人押印証明 | |
外務省の公印確認 | |
中国領事認証 |
依頼は公証人認証から
代理人に依頼する場合、大阪の行政書士などでしたらワンストップサービスを利用できますので、手続きの期間を短縮できます。
特に大阪府外の遠方の方の場合は外務省の公印確認に時間と労力を要しますので、代理申請を利用するメリットが大きいのです。