アポスティーユ取得手続き


最終更新日:2023年9月9日   行政書士 勝山 兼年





事例紹介



 ①大阪在住のIさんは韓国の大学に留学したく、受験願書提出に際し高校の卒業証明書、成績証明書及び戸籍抄本の英訳文を求められたとの事です。
 それら書類にはアポスティーユを取得が必須との事です。

 Iさんから外務省でのアポスティーユ取得代行の依頼を受けた弊事務所では、先ず、戸籍抄本の英訳文作成を外注しました。また、卒業証明書、成績証明書及び翻訳文は全て私文書となりますので、そのままでは外務省のアポスティーユは取得できませんので、「添付の証明書」が真正なものであるとの宣言文書を作成しIさんに署名をしてもらいました。

宣言文書

 弊事務所スタッフが翻訳文、学校発行の証明書と宣言書を持って公証人役場に赴き公証人認証を受けます。大阪市内の公証役場でしたので、「ワンストップサービス」を利用し同時にアポスティーユも取得できました。公証役場での代行申請するにあたり下記のものが必要となります。

  • 申請者からの委任状
  • 申請者の印鑑証明書
  • 代理人の身分証明書(原本提示)
アポスティーユ付き公証認証場

 公証役場での手数料は宣言書が日本語文だったので1通当たり5,500円です。仮に宣言書が外国文である場合は1通6,000円追加で11,500円となります。の



②兵庫県にある貿易商社M社はスロバキア共和国からワインを輸入するにあたり、仕入先会社からアポスティーユ取得付きの会社後期事項証明書の提出を求められました。

 外務省でのアポスティーユ取得の代行を依頼された弊事務所スタッフは谷町筋にある大阪法務局 本局で、M社の履歴事項全部証明書の発行を受け、その足で谷町四丁目駅近くの大阪合同庁舎第4号館4階にある外務省大阪分室に出向きアポスティーユ取得申請をしました。翌日、外務所大阪分室ににて証明書を受け取り、M社に発送し業務を完了しました。

外務省大阪分室証明班

 尚、外務省での手続きにはM社からの委任状や身分証明書のコピーなどは必要ありません。






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